サトー熱処理工業株式会社
当社は千葉県松戸市の金属熱処理加工会社です。
所在地:千葉県松戸市和名ヶ谷998番地
電話番号:047-367-1001
金属
弊社では鉄系金属を加熱、冷却して用途に適した強さ(強度)、硬さ(硬度)、粘り強さ(靭性)を得る加工をしています。
熱処理
熱処理(ねつしょり、heat treatment)とは、形状加工と同様に素材の完成度を高める方法であり、
加熱・冷却により素材の性質を変化させる処理のことであります。
金属などを加熱・冷却して硬度や性質を変化させることを言います。
浸炭
「加工材料の表面全体又は部分の表面硬化を目的とするもので、浸炭剤の中で、
加工材料をAc3変態点以上の適当な温度で適当な時間加熱表面層の炭素濃度を高めた後、焼入焼戻しを行なう処理。
浸炭窒化の場合には、炭素濃度とともに窒素濃度も高める。」(JIS B 6914)
浸炭の方法としては、1.固体浸炭 2.液体浸炭 3.ガス浸炭 4.真空浸炭 がある。
弊社の場合は滴注式ガス浸炭を行なっている。
「滴注式ガス浸炭においては変成ガス発生装置は必要とせず、浸炭炉内に直接有機剤で、
C-H-Oの成分を持つ、メチルアセート、イソプロバノール、メタノールなどの混合物を滴下気化させ、そのガスによって浸炭が行われる。」
(宮永文吾・鈴木健司「熱処理技術の選択」p51)
浸炭窒化
「鉄鋼を変態点以上に加熱して、ガス雰囲気からC(0.8%C)とN(0.3%N)を浸透させて表面硬化する方法を、浸炭窒化略して炭窒化という。
(中略)浸炭窒化法は硬く(HRC63)耐磨耗性に富むケース(層厚0.07〜0.7mm)を得るのに好適で、浸炭窒化層は浸炭層よりも焼入れ性がよい。
したがって、浸炭窒化焼入れすると所要の硬度をもってケースが得られる。油焼入れすれば変形が少なく、硬い層が得られる。
素材としてはC<0.25%のC鋼、Cr-Mo鋼、Ni-Cr-Mo鋼などが使われる。浸炭窒化したものは焼戻しによる軟化抵抗が大であり、
また残留応力の分布が好ましい形なので疲労と衝撃に強くなる。したがって、歯車、シャフト、カム、ピンなどの表面硬化に利用されている。」
(大和久重雄「金属熱処理用語辞典」P96)
焼入れ
焼入れ(やきいれ、「焼き入れ」とも。quenching)とは、鋼をオーステナイト組織の状態に加熱した後、
水中または油中で急冷することによって、マルテンサイト組織の状態に変化させる熱処理である。
日本刀を鍛える際に用いられる手段でもある。(日本語名詞「刃(やいば)」の語源は、ヤキハ(焼入れをした刃)である。)
炭素量が0.3%以上でないと、焼入れ効果は期待できない。
鋼の硬さを増大させる目的で行われるが、靭性が低下するので、粘り強さを得るために、
焼入れ後には焼き戻し(tempering)を行うのが一般的であり、両者をまとめてQT処理と呼ぶことがある。
焼き戻し
焼き戻し(やきもどし、tempering)は、焼入れによって硬化した鋼に靭性を与える目的で行われる熱処理で、
マルテンサイト組織の状態から鋼を再加熱し、一定時間保持した後に徐冷する作業をいう。
再加熱後、保持する温度により組織の変化が異なり、摂氏600度程度で焼き戻すとソルバイト組織が、
摂氏400度程度で焼き戻すとトルースタイト組織が得られる。
調質
焼入れ後、ソルバイト組織が出る温度で焼き戻す一連の工程を特に調質と言う。
焼きなまし
「焼なましは通常、素材の被削性を改善する目的で行う。焼なまし温度はAc3変態点以上30〜50℃とし、
鋼材中心部まで均熱して組織をオーステナイト化した後徐冷する。」(日本熱処理技術協会「熱処理技術入門」P16)
「焼なましとは鉄または鋼の軟化、結晶組織の調整または内部応力の除去のため、
適当な温度に過熱した後、ゆっくり冷却する操作をいう。」(大和久重雄「金属熱処理用語辞典」P192)
品質管理
ISO9001:2000/JISを取得しています。
品質方針
1. 当社は顧客の要求事項に適合した高品質な製品とサービスの提供を、全員参加のもとに実施し達成する。
2. 当社は常に顧客満足度の向上を目指し、顧客の信頼の確保と、社会的貢献を心がける。
3. 当社は品質目標を設定する。また組織的なレビューを行い、常に品質の向上に努める。
4. 当社は品質マネジメントシステムの有効性を確実にし、かつ継続的改善を進める。
2004年7月7日 サトー熱処理工業株式会社
代表取締役社長 田村聰
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